治療のその先までサポート!ひかり整骨院が「まちの保健室」として体現する次世代の整骨院像
written by 大西マリコ
埼玉県にて上尾院・蓮田院を構えるひかり整骨院。生まれも育ちも埼玉の代表が、地域のみなさんと共に30年間大切に育ててきた整骨院です。
「まちの保健室」をコンセプトに、「学校の保健室のように、身体だけでなく心の不調まで相談やサポートできるような場所にしたい」という思いが込められています。
第1回目では、代表の高橋さんへインタビュー。今の時代では貴重な住込み修行のお話から、同院の魅力についてお聞きしました。そして第2回目となる今回は、総院長の山田さんを直撃!未来のひかり整骨院を背負って立つ若大将の人柄と仕事への情熱に注目です。
インタビュイー:山田弘喜さん
ひかり整骨院総院長。入社9年目。どんな事も仕事に生かすよう意識して生活する向上心の高さに代表始め、スタッフから全幅の信頼を寄せられている。プライベートでは2児のパパで、現在は娘たちの成長が一番の楽しみ。趣味は観葉植物を育てることと掃除。悩み事があると院を隅から隅まで掃除してしまうという、素敵な癖をもつ。
インタビュアー:大西マリコ
取材やインタビューを中心に活躍するフリーライター。仕事柄、肩こりがひどく整骨院のみなさまには日常的にお世話になっている。
「大事な親友の心身サポートがしたい」
自身の思い出をきっかけに出会った天職
ーー まずは、山田さんが柔道整復師(以下、柔整師)になられたきっかけから教えてください。
小学校1年生からサッカーを、4年生からはバスケットも始めたのですが、中学生になってから膝に大きな怪我をしてしまいまして。大学でも続けたかったのですが無理だと思った時に、一番の親友が「大学の一部リーグでずっと続けるよ」という話を聞いたんです。
それで、彼が競技を続けて第一線で頑張っていくなら、「僕はサポートやケアができるような業界に入りたい!」と思ったのが最初のきっかけでした。
ーー 男の友情、カッコいいですね!競技者からサポート側になるという決断はなかなか勇気が必要だったかと思いますが、どんな背景があったのでしょうか?
中学生の時にトレーナーとして付いてくださった、代表の高橋との出会いが大きいと思います。
当時は中学校にトレーナーが来るというのは珍しいことだったのでとても記憶に残っていました。僕は意外とメンタルが弱くて、ある日試合でシュートが入らなくて落ち込んでいた時に「ちょっと立ってごらん、気を送るよ」と言ってくださったんです。試合の際のテーピングの処置など身体のケアだけでなく、心のケアもしてくださり、心身ともに助けられていましたね。
今思うと、そういう思い出があったから親友のことをサポートしたいと思えたし、柔整師の専門学校に行ってこの業界に入ったんだと思います。
ーー 柔整師になるきっかけと言っても過言ではない高橋さんが経営する「ひかり整骨院」。実際に働かれてみて印象はいかがでしたか?
専門学校卒業後、柔整師として4年間働き転職を考えていた頃に中学校の時のバスケの顧問から「高橋先生が柔整師を探しているよ」と連絡を頂いて。そこで高橋先生と中学生以来ぶりに連絡を取り合いました。
実際に「ひかり整骨院」で働いてみての第一印象は、「すごく地域密着型だな」と。以前の会社は患者さんをいかに時間で回すかという考えで業務に追われていたのですが、ひかりは効率重視とは真逆で一人ひとりとしっかり向き合っていると強く感じました。
僕自身、人と関わることが好きなのでこの考えや働き方に共感しましたし、自分に合っているなと思いました。
幅広い交流と知識を得ることでアップする
柔整師として、人としての魅力
ーー ひかり整骨院での、現在の山田さんの仕事内容について教えてください。
蓮田院と上尾院、両院の総院長という形で、現場で働くだけでなく経営部分にも携わっています。院の数字の部分を見たり、部下の育成をしたりといった所が経営部分の仕事です。あとは、最近は社外の人との関りという部分で打ち合わせも増えてきています。
代表の高橋には、入社前から「現場も経営も学びたい」と話していて、将来的には会社全体を見ていく前提で働いているという感じです。
なので、高橋からは他のスタッフよりも厳し目に指導していただいていると思います(笑)。他の人から見たら「怒られているんじゃないか」と見えることあるかもしれないんですけれど、僕は怒られているという感覚はなくて。「物事ってこういうものだよ」という考え方から「じゃあ、こういう考え方を持ってこういう行動をしなさい」と、ひとつずつ丁寧に教えてくださっていると感じています。
ーー 前回お話を聞いた際の印象から、高橋さんが厳しく言う姿が想像できないのですがきっと愛のある指導なのでしょうね!そんな高橋さんから学んだことはありますか?
高橋先生は「旅に出なさい」とよく言います。現地の人やお店の人と色々な話をしなさいと。
柔整だけでなく、他業種の方と関わることによって情報や刺激が得られる。視野を広く持ってほしいとおっしゃいます。正直、僕は人と関わるのは好きなのですが初対面が苦手な所があって、あまり外向的な性格ではないのでこういう積極的なコミュニケーションを意識するよう教えていただいたことで、お客様とのやり取りや治療にも良い影響が出ていると思います。
例えば、患者さんに治療を提供していくうえで、ただ治せばいいのではなく「こうしたら良くなりますよ」だったり「こうしていきましょう」という“提案”という部分は、ひかりに入るまではあまり得意なほうではありませんでした。でも、色んな人と関わったり意識的に情報を得ようとしたりして過ごすうちに、自然とできるようになってきました。
柔整師としてだけでなく、人としても一回り成長できたように感じています。
ーー 仕事を通して人としても成長できる。素晴らしい環境と人に出会えたんだなと感じます。そんなひかり整骨院は、「まちの保健室」というコンセプトを掲げていますが、そちらについてはどのような印象をもっていますか?
最初に聞いた時、「すごくいい言葉だな」と思いました。誰もが気軽に駆け込める、それこそ怪我をしていなくても相談しに来てもらえる場所というのは今の時代に必要だと思いますし、未来に残していきたい場所だと思っています。
ちょうどこの間の話なのですが、院から10軒くらい離れた家でおばあちゃんが倒れてしまって。そこの方が救急車を呼ぶ前にひかりに来て「倒れちゃったんだけど」と相談に来てくださったんです。「じゃあまずは救急車を呼びましょう」と一緒に行ってサポートしました。しかも、救急隊で来た方も患者さんだったので驚いたのですが、それくらい「まちの保健室」が浸透していて、いざという時に頼ってもらえる場所になっているというのを嬉しく思った瞬間です。
チームワークの良さはどこにも負けない!
患者さんもスタッフも寄せる、絶大な信頼
ーー 「まちの保健室」がしっかり継承されているのが伝わってきました。山田さん個人としては、仕事をするうえでどんなことを大切にしていますか?
これも高橋の考え方のひとつなのですが、僕が現場で大事にしているのは「ワンチーム」であることです。
自分が診ていない患者さんでもしっかり挨拶をしたり、カルテは全員見られるので患者さんの状態を把握したりと、自分ごと化するようにしています。スタッフ間でも「何々さん、最近調子どうですか」と、診ていないスタッフでも声を掛けられる雰囲気作りを意識して、自ら積極的に行っていますね。
先月、体調を崩して僕がいない日があったんですけど、その時も「山田先生がいないなら他の先生でもいいよ」と患者さんがおっしゃってくれたそうなのですが、ワンチームとしての取り組みが生かされているなと感じました。
ーー まさに「ワンチーム」だからこそ為せる、信頼の連携プレーですね。ここまででも十分働きやすい会社だということが伝わってくるのですが、最後に、実際に働いている山田さんが思う、ひかり整骨院で働く魅力について教えてください!
小さい会社なので、トップとの距離が近いというのはひとつ、働きやすさのポイントかなと思います。
大きい会社だと上の考えは共有、共有で降りてくる情報しか入ってこないことが多いと思うのですが、ひかりは院を回していくうえで新しいスタッフも会議に入ります。「全員で院を動かしている」というところは他社さんと違うところではないでしょうか。
また、ワンチームで仕事をしているのでスタッフ同士の距離が近いのも魅力です。先輩後輩関係なく質問もしやすい環境ですし、公使ともに仲が良く、チームワークの強さはどこにも負けません!
=ひかり整骨院について=
・ホームページについて:https://hikari.saitama.jp/
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