企業は生き物!?人に恵まれる鶴岡さんが抱く社員への想いとは

レッド

written by 伊藤愛結

鶴岡治洋さん

鶴岡治洋さん

株式会社KENSEIの代表取締役社長。
千葉県松戸市出身。

<鶴岡さんってこんな方!>
#父も設備工事の会社を経営
#子供の頃から現場でおっさん達に可愛がれる愛されキャラ
#趣味はスポーツ観戦(自宅近くに埼玉スタジアムあり!)
#でもやっぱり一番の趣味は仕事です!(照

施工から施工管理までトータルに設備工事を行っている株式会社KENSEI様。

手がけている工事はエアコンや水道などの配管、電気や内装工事から一般家庭のリフォームまで多岐に渡っています。

 

鶴岡さんの個人事業からスタートしたKENSEIは、たくさんの人々に助けられながら2007年に法人化されました。

 

今回は「俺って不思議と人に恵まれてるんだよね」と語る鶴岡さんの人柄を紹介しながら、KENSEIの今後や一緒に働きたい方についてお伺いしました。

 

KENSEI立ち上げのキーは「鶴岡さんの人柄」にあり!

---KENSEIを設立しようと思ったきかっけを教えてください。

 

 

鶴岡さん

 

親父が設備工事の会社を経営していたのが、一番のきっかけですね。小学校の頃からバイト感覚で現場に出入りしていたのもあって、設備工事について昔から身近に感じていたんです。

 

いざ大人になって設備工事に関わろうとしたときに、代表者としての親父の仕事しか見たことがなかったので、現場の仕事をより詳しく知りたくて一度外へ飛び出しました。

親父の元に戻ったのは、バブル崩壊後どんどん業界的に尻すぼみになる時期でした。だから「親子共倒れにならないように」って、独立を決めたんです。

 

KENSEIの設立にあたっては、元出がなく借金から全部始めた状態だったので、正直本当に大変でしたね。

最初は「自分ひとり飯食っていければいいや」なんて軽い気持ちで考えていたんですが、そんな自分の周りに自然と仲間たちが集まってくれるようになったんですよ。

自分で言うのも少し恥ずかしいですが「人に恵まれているタイプ」だと思います。笑

 

---KENSEIの経営が軌道にのったきっかけはなんだったのでしょうか?

 

 

鶴岡さん

 

たまたま現場で会った所長さんが、個人事業主であった僕を法人化するように促し引っ張ってくれたことが一番大きな鍵ですね。

 

実はその方の仕事を「単価が合わない」という理由で、一度断っていて。

まだ個人事業主であった僕のそんな態度を、所長さんがなぜか気に入ってくれたんですよ。笑

 

それがきっかけで所長さんと仲良くなって「まだ施工する会社が決まっていない現場」を僕に紹介してくれるようになりました。

それと同時に、大手と直接取引するためにKENSEIの法人化について指導もしてくれて、「しばらく経験を積んだら一緒にやろう」って所長さんが約束してくれたんです。

そこからは所長さんから頼まれた現場の見積にくわえて、施工までさせてもらったこともありました。その後約束が叶って、一緒に仕事ができるようになったんです。

 

でもそれだけでは終らなくて、所長さんは僕を色々な案件にひっぱってくれたんですよ。

所長さんも部署移動とかを繰り返して人脈を築きいてくれていたので、所長さんの部下たちにも可愛がっていただけるような環境を僕に作ってくれたんです。今でも本当に感謝しています。

 

こうして人に恵まれたのも、所長さんから言われたことを信じて素直に実行し、法人化という目的に向かって一歩一歩進んでった結果なのかなと。

今ではその所長さんとすごく仲良しで、所長さんが海外赴任しても海外までわざわざ飲むためにだけに会いにいく関係なんですよ。もう友達みたいな感じですね。


 

自然エネルギーの事業が海外へと繋がる

---KENSEIさんが直近で取り組んでいる新しいことはありますか?

 

 

鶴岡さん

 

自然エネルギー関連事業に取り組もうと、昨年1年間かけて立ち上げました。

 

今日本でも海外でも自然エネルギーが注目されているので、ここから5年、10年は世界の需要もどんどん高くなり、自然エネルギー関係のものが一家に一台という時代になってくるだろうと思います。

また、海外は特に環境面に厳しいですから、太陽光を始めとした自然エネルギーに関する事業を行っていれば、海外と繋がるチャンスも掴めると思ってます。

 

実際にフランスのイベント会社から問い合わせをいただいて、オリンピック関連工事の案件に繋がった例もあるんですよ。

こうした自然エネルギー事業は今後の事業にも有利に働いていくだろうと思っています。

 

今回のオリンピック案件で初めて多国籍な方達と仕事をして、なかなかない経験ができたので、こういった経験が会社の成長にも繋がればと思っています。

 

人が企業を作るからこそ、社員のやりたいことを尊重したい

 

---そんなKENSEIさんで働く社員さんはどんな方が多いですか?

 

 

鶴岡さん

 

いい意味で面白い方が多いですよ。笑

一番面白いと感じている社員は、現場作業をしてくれている男性かな。ソイツは本当に変わってて、現場が大好きすぎて3日、4日現場へ行ったきり帰ってこないんですよ。笑

仕事をするのが楽しいって感じてくれているんだろうなぁと思っていますね。

その証拠に大阪事業所を立ち上げたいって相談した時も「やりましょう!俺が大阪にいきます!」って言って、単身赴任で大阪に行ってくれたんですよ。子供もいるから大変だろうなぁと思いつつ、そいつの奥さんは変わらずうちで経理をやってくれていて、家族で僕について来てくれているのは本当にありがたいと感じています。

 

他には、ちょっとおっちょこちょいな事務員さんがいたり、話せば話すほどなんかこう、味が出るみたいな大学生がいたり、僕のことをいつも立ててくれる親父の知り合いがいたり。

 

あとはもういないんだけど、中学を卒業しきらないで社会に出て、普通は経験しないような苦労をして僕の会社に飛び込んで働いてくれていた方がいました。

この方は独立して、今では自分の会社を経営しています。

 

---独立する方って結構多いんですか?

 

 

鶴岡さん

 

独立される方は多いですね。建設業界って独立しやすい業界でもありますから。

というのも一つの現場を任される職長になると、現場の予算を持って現場状況を会社に報告しながら利益を上げていくので、小規模の会社を経営するのと変わらないんです。

実際はそれ以外にもこまごまとした作業があるので、職長経験だけでは独立は難しい部分もあるんですけどね。

 

だから、独立ももちろん良いと思いますが、僕は普段から「KENSEIの代表をやりたいなら、いくらでもやらせてあげるよ」って社員に言ってるんです。

会社って生き物だし、会社を作っているのも人なので、どっかで行き詰まるのであれば頭のすり替えをした方がいいと思うので。

だからこそ「KENSEIの代表をやりたい」という方がいらっしゃるのであれば、ぜひ任せたいと思っています。

 

と言っても、いきなり代表だと荷が重いと思うので、部門ごとで「自分がその部門の責任者をやりたいです」っていう人が出てきてくれたらいいかなと。

KENSEIは老舗の会社ではないので、設備工事だけにこだわらず、今回の自然エネルギー事業のように何を事業としてもいいと考えてます。

 

人それぞれ能力が違うと思うので、KENSEIに入ってくれた方が楽しいと感じることを見つけてくれて「新しく部門を立ち上げて、責任者をやってみたい」っていう風に思ってくれる人が出てきてくれたらいいなぁと思っています。

 

---今後一緒に働きたい方はどんな方ですか?

 

鶴岡さん

 

しっかりと目的地を探せる方と一緒に働きたいです。

というのも、目標をしっかり持っていて、その目標はっきりと教えてくだされば、基本的に僕は何も反対はしません。「僕ここに向かっています!」って言ってくれれば「あぁ、そうなのね」って暖かく見守れるじゃないですか。

 

あとは遠慮なく話しかけてくれる方!

社員ともっとコミュニケーションを取りたいんですけど、僕が口下手なので、積極的に話しかけてくれると嬉しいです。笑

 

終わりに

代表者としての立場に固執しない鶴岡さんは、社員のやりたいことを一番に尊重してくれる方でした。

「やりたい」と声をあげたら、あなたも頑張り次第でKENSEIの代表になれるかもしれません。

目指したいものがある方や今の自分を変えたい方、そんな方はぜひKENSEIで働いてみませんか?

少しでも気になった方はこちらをご覧ください!

この記事をシェアしよう!

  • hatena