廃棄物処理の手配だけじゃない!質問型営業の面白さがあります!

シルバー

written by 伊藤愛結

インタビュイー:新村さん

経歴:
環境サポートにてアルバイトを経験し、中途入社をした。
その後、新規の営業担当の部長と環境サポートの統括を任される。
好きな清掃の種類:
床のワックスがけ(特に、ワックスをはがす剥離作業が特に好き。)
はまっていること:
腸閉塞になった経験からヨーグルトを食べて腸活に励むこと

インタビュイー:菅野さん

経歴:
2013年新卒入社。
入社後は健康サポート「ジョイリハ」を3年経験し、環境サポートへ異動している。
現在は環境サポートにて営業を行いながら、清掃作業の業務を兼務。
好きな清掃の種類:
排水グリストラップの清掃(飲食店の排水タンクの汚水を吸いだして、綺麗になったタンクを見るのが好き。)
はまっていること:
体のことを考えて、オレンジジュースを飲むこと。

環境、健康、教育という3つのサポート事業を行う『フィールドプロテクト』。

以前の記事で、株式会社フィールドプロテクトの健康事業に着目しましたので、今回は環境事業について焦点を当てていきます。

 

現在、環境事業では「よりお客様のお役に立てる未来の廃棄物処理事業」に向けて、新サービス「まるなげくん」のリリースを準備中です!

「まるなげくん」というサービスが新たに始まることで、廃棄物処理の手配を行うだけじゃない営業の面白さがあるんだとか!

今回は新サービス「まるなげくん」のコンセプトや事業の未来について、環境サポートの統括部長の新村さんとその部下菅野さんに取材をしました!

 

  1. お客様のかゆい所にまるっと手が届く「まるなげくん」

Q.新サービス「まるなげくん」について教えてください。

 

A.

新村さん

新サービス「まるなげくん」は「お客様のかゆい所に手が届くようなサービスを提供したい。」という想いから生まれたものになります。

サービスの概要としては、従来の廃棄物処理に加えて、廃棄物処理に関連するお客様のお困りごとを「まるごと」解決するというものですね。

 

Q.具体的にはどのような感じでお客様の困りごとを解決していくんですか?

 

A.

新村さん

営業がコンサルタント的な役割を担いお客様のお悩みを解決していきます。

ご依頼をいただく工場の総務担当者の方々のお話を聞くと、廃棄物処理の手配だけじゃなく、様々な仕事を抱えているというお悩みをよく聞くんですよね。

だからこそ、従来の廃棄物処理の手配に加え、我々がそのお困りごとを解決することで、お客様の負担を減らせたらと思っています。

 

Q.お客様って具体的にどんなお悩みを抱えているんですか?

 

A.

菅野さん

直近でいうと、飲食店のお客様で浄化槽の点検から排水処理の水質調査手配についてのお悩みですね。

実は浄化槽の点検一つとっても、点検や水質結果を市役所に報告したりしなければならないって決まりがあって、結構大変だったりするんですよ。

だからこそ、そこを当社がお手伝いすることによって、お客様は本来の事業に集中できると思うんです。

まさに「お客様の痒い所に手が届く」所かなと。

より多くのお客様のお悩みを解決するためには、事例がないとお客様のイメージもつきづらいと思うので、現在はその事例づくりに取り組んでいます。

 

まるっとお悩みを解決する質問型営業

Q.「まるなげ」くんを提案するにあたり会社全体で取り組んでいることはあるんですか?

 

A.

新村さん

質問型営業の研修に営業全体で取り組んでいます。

研修内容としては、質問をしながらお客様の現状の課題についてお伺いし、その課題に対して我々がお手伝いできることを提案していくというものになります。

例えば「現状で困られていることはありますか」「その現状について対策は何かしていますか」などお客様にどんどん質問をしていって、お客様のお悩みを引き出していくんですね。

我々営業はこれからコンサル的な役割を果たしていかなければなりませんから、この研修はそのロープレみたいなものです。

 

Q.研修を受けて感じたことはありますか。

 

A.

菅野さん

今までの営業のイメージが大きく変わりましたね。

今までは、お客様から廃棄物処理の依頼を受けて、それを手配するという営業イメージでした。

しかし今回の研修をうけて、営業とはお客様の困っていることに対して「こんな形でお力になれますよ」と提案していく存在だと分かったんです。

決まっているものを売る従来の営業とは違って心から寄り添った提案ができるので、お客様先を訪問する際の気持ちが楽になりました。

 

新村さん

私も菅野と同じですね。

昔はお客様にたくさん質問をすることに少し苦手意識があったのですが、お客様の課題解決をするためには必要なことだと気が付いたんです。

心からお客様の役に立ちたいという想いが自然に湧いてきて、質問もしやすくなりました。

 

菅野さん

そうですね。新村さんが言ってくださったように、お客様に質問をどんどんすることで、我々営業はお客様のお役に立てるような提案ができます。

でも実際にやってみると、その人が大事に思っていることをヒアリングするのって難しいんですけどね。

お客様の中には営業から「大事に思っていることはなにか」とか「どういうことを普段意識しているのか」など色々質問をされることに、慣れていない方もいらっしゃいます。

ですがそこを聞けるかで提案の質も変わるので、「効果的な提案を行うため」という目的をしっかりと説明した上で質問するようにしています。

 

お客様からの信頼と業界に新たな変革を

Q.新サービス「まるなげくん」によって今後どう変わっていくと思いますか。

 

A.

菅野さん

最初に新村から説明があったように、フィールドプロテクトの営業が作業対応ということからコンサルに変わるということが大きい変化だと思います。

廃棄物処理だけではなく、色々なお手伝いができるということがお客様に浸透していけば、お客様としても何かあった際に当社にご依頼がしやすくなると思いますね。

 

新村さん

当社がどれだけ廃棄物処理業界に影響を与えられる存在になっていけるかで、業界も変わると思っています。

パートナー企業を増やして当社のノウハウを広めることができれば、廃棄物処理業界の変革にもなりますし、もしかしたら日本の技術を世界に広めることだってできるかもしれません。

 

◆おわりに

新サービス「まるなげくん」について取材を進める中で、産業廃棄物の手配だけではなく、お客様の困っていることを解決する質問型営業について知ることができました。

それと同時に、お客様に本当の意味で役立ちたいという新村さんと菅野さんの想いを強く感じた取材でした。

最後に、今回のまとめでこの記事を締めくくりたいと思います。

 

・新サービス「まるなげくん」とは廃棄物処理に加えお客様の悩みをまるごと解決するもの

・新サービスを広めるにあたり、絶賛事例収集中

・営業の役割が手配型営業からコンサルタント的な役割を持つ質問型営業へ

・お客様に寄り添った提案を行える営業へ

・将来的にはパートナー企業を増やして、ノウハウを広め世界へ

 

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