介護職に必要なのは、創意工夫とチャレンジ精神!?新卒3人が語った入社1年目のリアル。

ピンク

written by ダシマス編集部

環境、健康、教育という3つのサポート事業を行う『フィールドプロテクト』。これまで、代表の大澤さん、各事業を牽引する3名の社員さんに取材を重ね、“行動して明日を拓く”という思いを、ひとりひとりが大切にしている企業なのだということがわかってきました(過去の記事はこちら!)。

 

2021年4月、そんなフィールドプロテクトの健康サポート事業部に新入社員が入ったとの噂が。介護予防フィットネスのインストラクターとして活躍する新人3人と事業部長を直撃し、入社の経緯や仕事内容、現在の心境を余すことなく語っていただきました。

田辺勇海(たなべいさみ)

株式会社フィールドプロテクト 健康サポート事業部 部長

渡邉美那(わたなべみな)

株式会社フィールドプロテクト 健康サポート事業部 1年目

堅田彩絵加(かたださえか)

株式会社フィールドプロテクト 健康サポート事業部 1年目

森田陽南子(もりたひなこ)

株式会社フィールドプロテクト 健康サポート事業部 1年目

新卒で選んだのは介護職。興味を持ったきっかけは?

―――早速ですが、皆さんはなぜ介護サービスのインストラクターという仕事に興味を持ったのでしょうか?

 

渡邉:数年前、祖父が認知症になり通所型のデイサービスを利用することになったんです。そのときに初めてこのような介護の仕事があること知りました。

 

祖父と母が見学へ来たのが、まさに今配属されているここの店舗で、スタッフの方々が楽しく明るい雰囲気で迎え入れてくれたと話を聞き、興味を持ちました。

 

堅田:私はずっと「笑顔のきっかけになりたい」という目標をもって就職活動をしていました。元々は違う業界を志望していましたが、コロナの影響もあって少し視野を広げてみたとき、運動が好きだったこともあって「体を動かしながら人と関わりたい」という思いが芽生えました。運動に関する職種を探してみたところ、フィールドプロテクトに出合いました。

 

森田:大学生のときのアルバイトでデイサービスに関わったことがあり、介護の仕事が楽しいと感じたのがきっかけです。小さい頃からソフトボールや空手などスポーツをやっていて、体を動かすことも好きだったので、介護と運動に関わる仕事を視野に就職活動をしていたところ、リハビリを目的とした通所介護のインストラクターという仕事内容に興味を持ち応募しました。

 

―――その後選考へ進み、フィールドプロテクトの印象はどんなものでしたか?

 

渡邉:最初に見学に来たときは、スタッフが利用者さまに手厚いサポートをしていて、とても忙しそうでした。でもスムーズに業務を行えるように、施設全体がしっかりと整理整頓されていて清潔な印象がありました。

 

堅田:私も店舗を見学したときに、誰が見てもわかりやすいしっかりとしたマニュアルがあって、細かなルールも徹底していたので、働きやすそうな印象を受けました。

 

面接は、現在の上司である田辺さんに対応いただいたのですが「出身地では何が有名なの?」とか「そう思ったのはなんでなの?」といった質問をされ、他の企業だと形式的な質問が多かったので、驚きました。「社会人経験もなく何もできない自分に興味を持ってもらえている!」と感じて、とてもうれしかったのを覚えています。

 

森田:私は仕事探しのウェブサイトを見ていたとき、フィールドプロテクトのページの一枚の写真が目に留まりました。健康サポート事業部のスタッフが、体操のピラミッドをしている様子が写っていたんです。「こんなの他の介護業界の会社では見たことない!若いスタッフさんが元気に働いている会社なんだろうなー!」と思いましたね。

 

―――なるほど。皆さんフィールドプロテクトに感じた魅力はそれぞれ違ったんですね。ちなみに、同期3人は仲良しなんですか?

 

森田:インターンのときから3人でがんばってきました。だから仲良いなって私は思っているけど、どうかな?(笑)。2人には熱血指導してもらって、助けられたこともあります。

 

堅田:研修期間が長くて、3人ともいっしょの時期に同じように悩んできました。私も良い関係が築けているなと思います。

 

渡邉:研修の休み時間はずっと3人でお喋りしていましたよ!

 

田辺:今年はコロナの影響で事前の研修もほとんどオンラインでした。だから入社前のインターンシップは、3人同じ店舗で受けてもらったんです。内定者同士で教え合うっていうのは初めてで、そのぶん3人は超強い絆で結ばれているんじゃないかなって思っています。

 

「意外にも超アクティブ」入社して一ヶ月、大変なことって?

―――入社されて仕事をしてみて、今はどんなことを感じていますか?

 

渡邉:私たちは3人とも、利用者さまといっしょに運動をして体を動かすサポートをしているのですが、説明会や面接で「うちはリハビリに特化したデイサービスだから、他の会社よりも運動が多いよ!」と聞いていました。

 

覚悟していたつもりでしたが、実際にやってみると想像以上にハードでした(笑)。利用者さまには、90歳以上の方もいらっしゃいますが、かなり元気に体操しているんです。

 

堅田デイサービスというと日常生活の介助を思い浮かべるけど、実際は運動がメインで体力がいります。社会人はパソコン業務が中心になるイメージを持っていましたが、利用者さまと触れ合う時間、体を動かす時間が長いんだなあ、というのは入社して感じていることです。

 

―――意外とアクティブというのは、具体的にどんな内容なんですか?

 

森田:全店舗共通のプログラムとして、ストレッチ、クールダウンストレッチ、リズム体操という基本の3つのプログラムがあります。3つ目のリズム体操が特にハードで、これがプログラムの目玉です。

 

利用者さまに合ったプログラムを自分で自由に構成し、音に合わせて30分間の全身運動を行います。私たちはインストラクターとして前に立って、わかりやすい大きな動きをして、フロア内で一番大きな声を出して動き続けなければいけません。最初は、部活みたいにハードだなあと感じていました(笑)。

 

堅田:リズム体操は大変で疲れるんですが、一番楽しいですよ。まさに今ここでやっているのがリズム体操です。

 

▲「イチ!ニ!イチ!ニ!」有酸素運動とストレッチと兼ねたリズム体操は超ハード。

 

―――これをこなしている高齢の利用者さまもすごいですね…!

 

田辺:ずっと動きっぱなし、声を張りっぱなし、気遣いっぱなしって感じです。たんだん息が続かなくなってくるんで、体操中はスタッフ自身も休憩しています(笑)。

 

堅田:初めは酸欠になりそうになりそうなぐらい大変でした(笑)。でも利用者さまの「立ち座りが大変、つまずいてしまう」などといった、日常生活のお困りごとを聞いて自分なりにプログラムを考えことができるので、とてもやりがいがありますね。

 

森田:メニューの組み立てはまだ探りつつやっていますが、たとえば5の倍数で野菜の名前を言ってもらいながら体操をするなど、レクリエーションの要素を入れたり、手指を動かすことで脳の活性化を促したり、飽きずに続けてもらえるように工夫しています。たまにスベっているなあって思うときもありますが、利用者さまに楽しんでいただけるととてもうれしいです(笑)。

 

渡邉:座位体操といって、椅子に座ったままの筋トレもあり、それも自分で30分間のプログラムを考えて週ごとに少しずつ変えています。プチトレという脳トレや予防体操は、毎月違ったメニューを考えて練習をしています。自分なりに試行錯誤できるのは楽しいですね。

 

「健康に興味を持ってもらえた!」その瞬間のために…

―――今感じている仕事のやりがいってどんなところですか?

 

渡邉:利用者さまとの距離が近いので、直接感謝や注意をいただけることや、自分の行動や発言で笑顔になってもらえることがやりがいです。

 

堅田:私もやっぱり、利用者さまに直接感謝されるところですね。たとえば、体のお悩みごとを聞いてそれに対して「こうするといいですよ」とアドバイスをすると、とても喜んでいただけたり、自分がプログラムを行っているときに、楽しんでいただける姿を見られるのはとてもやりがいに感じています。

 

森田:楽しかったと言われるのもうれしいですが「さっきの運動はどういう効果があるの?」と聞かれることがあって、自分の体に興味をもってもらえたんだ!と実感できるときは、やっぱり一番うれしいですね。

 

―――なるほど。“介護予防”という目的にもつながっていきますね!これからこんなふうに活躍していきたい!など目標はありますか?

 

渡邉:できる業務を増やしていきたいです。それと、先輩方が他の事務作業や営業などに集中出来るように、今行っている業務については「任せてください!」と自信を持って言えるようになりたいですね。

 

堅田:今はまだ利用者さまから相談を受けたとき、先輩方の意見を聞いて伝えることが多いので、自分の知識を元に聞かれたことについて、すぐに改善方法を提案できるようになりたいですね。

 

先輩方と利用者さまのコミュニケーションを見ていると、とても信頼関係があるんだなと感じます。私もそういう接し方ができるようになれるといいなと思います。

 

森田:今の段階ではプログラムを考えて、それを正確に提供することでいっぱいいっぱいです。利用者さまの日々変わる状態を見て、プログラムを変えていけるような応用力を磨いていきたいなと思っています。

 

安心して挑戦できる環境がある

―――改めて、フィールドプロテクトってどんな職場だなあと思われますか?

 

渡邉:オリエンテーションや交換研修など、他の業種の方々とも交流する場があって視野も広がるしとても楽しい職場です。

 

森田:とにかく元気なスタッフが多くて活気がありますね。雰囲気は店舗ごとにも違いますが、私の店舗では、悩みがあれば何でも相談できるくらい仲が良いです。

 

堅田:私の配属先の店舗も、気持ちも見た目も若くて明るい人が多いです。それに芯がしっかりしていて責任感がある人がばかりなので頼もしいですね。

 

田辺:パートのお姉さま方が大活躍している職場なんです。お母さんくらいの年齢の方でもかなり元気にやっていますし、明るい雰囲気も作ってくれていて、若い人にとっても頼れる存在だと思います。

 

堅田:上司や先輩方が、自分の特性を理解して接してくれるので、自分を変えなくていいんです。たとえば、私は人の話を聞くことや説明をするのが好きだから、人と接する業務を任せてもらえたり。苦手なこともわかってくれた上で個人に合った対応をしてくれるので、とても安心して働ける環境だなと思っています。

 

―――上司である田辺さんは、新人3人にこれからどんなふうに活躍してほしいですか?

 

田辺:自ら考えて行動できるようになっていってほしいですね。みんなそれぞれ個性がありますから、自分の色を隠さずに、積極的にどんどん発言もしてほしいなと思います。

 

あとは、目的を見失わないでほしいです。「なんでこれをやっているんだろう?」って思うこともあると思うんです。でもそんなときに「このためにやっているんだ」という考えを自分なりに持ってくれるとうれしいなと思います。

 

―――今後入社される方に何かメッセージがあればお願いします!

 

森田:利用者さまと関わる時間が長いので、人と話したり、人の話を聞くのが好き!という方にはぴったりな職場だと思います。

 

渡邉:利用者さまともそうですが、スタッフ同士でもポジティブな言葉を発し合っていけたら良いなと思います。

 

堅田:自分から行動することをすごく評価してもらえる会社なので、チャレンジできる環境があります。なので、積極的な思いを持っている方と働けたらうれしいですね。

 

取材を終えて

自由度の高いリズム体操のプログラムを考えるのは、自分の色を出せるのでとてもやりがいがある。とイキイキとした声で語ってくれた新入社員の3人。さらに、利用者さんが楽しんでくれたり、体のお悩み解決をサポートしたりするのは、とっても魅力的な仕事なのだそう。フィールドプロテクトの介護の現場は、明るく、自由で、活気に溢れていると知った今回の取材でした!

 

▼フィールドプロテクトについてもっと知りたい方はこちら!

https://www.fieldprotect.co.jp

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